2007年3月18日日曜日
この日直面した4名の若者に思う・・・
地球温暖化防止推進員として活動している仲間に頼まれて選挙の事務所を手伝うこととなった。
候補者はよく知らないのだが、日ごろボランティアで、ともに活動してる友人からの依頼で
断ることができなかった。
先週も行ったのだが、あまり気が進まなかった、しかし引き受けたからにはやらないという
責任感はあった。初めての経験、言われるままにしていた。
為書き を書いてほしいということで、画仙紙の全紙と筆を持参した。
まったく毛筆など書いたことのない人からの注文だから、文字数などまとまりにくいもの
だった。 黒と赤で 事務所内で書くことにした。若い人たちの事務所、なんとなく私に
とっては落ち着かなかった、事務所の机2つ合わせて書いたのだが、若い人たちは
書を書く者の気持ち(精神統一)なんてまったくわからないのだろうか
1枚の白い大きな画仙紙(全紙)に一気に書き始めた、失敗は許されない、墨だから
消すことはできない。
そばにいた若者は大きな声でしゃべったり、笑ったり、落ち着かないから書けない 、
おまけに 机にもたれて、ごみを丸めて掃除を始めた、あまり頑丈な机でないために、
大きく揺れ動く。
まったく書けない。 掃除が終わるのを待ったが、若者たちは気づいてくれない。
最近の若者って筆で字を書いたことがないのか、精神統一しないと書けない、
また揺れ動くとうまく書けない、ということはわからないのだろうか。
気遣いのない若者たちに閉口した。
最も、私自身もいけないのかもしれない。いい加減に書けばいい??のだが、
私は書道は長くしているから、筆を持てば一応作品という観念で書く、
1つの芸術として書いている(誰が見るかわからないから、真剣です・・)
考え方のちがいだろうか・・・
世代の相違を痛感した???
追 (心遣いの細かい人もいたのだがその人たちの温かみより腹だたしさの方を
強く感じ取った私はまだまだ精神修養ができてないのだなぁ・・・・ と 悲しくなった。
気分のよくない1日だった
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