2007年3月16日金曜日

高速増殖炉“もんじゅ”研修

 福井県高速増殖炉もんじゅ見学 研修、初めてだった



事故を起こしてから 休止していた 原子炉の運転がまもなく稼動するとあって

最後のチャンス内部を見学できるとあって研修会に参加した

長崎から仙台まで各地から45人、バスに乗って大阪から福井へ向かった

この日最も感動したことは ナトリウムを包丁で切断できたこと燃焼実験をしたこと


久しぶりよいお天気 風もなく 気持ちのいいお天気、3月中旬にしては肌寒さを感じるが

敦賀湾はこの日はとても穏やかだった

道中 伊吹山が真っ白く雪化粧 とてもすばらしい景色・感動した



   高速増殖炉はなぜ必要なのか

* 21世紀のエネルギー資源を確保するため・・・

  現在の人口は増加し続けている。エネルギー資源は現在の使用量のままでは石炭を除いて

約半世紀で使い切ってしまう。

「高速増殖炉」では現在ほんの一部しか利用されていないウラン資源をプルトニウムに変えて

有効利用できるので、実用化すれば数千年のエネルギーが確保される。


* 地球環境を保護するため
 
 地球温暖化の原因となっている温室効果ガス(二酸化炭素)増加によるものだが

高速増殖炉を含む原子力発電は 炭酸ガスや硫黄酸化物や窒素酸化物がほとんど

発生しない環境にやさしい発電方法である。

しかし原子力発電の使用済み燃料を最処理して出てくるわずかな高レベル放射性廃棄物は

安全に貯蔵管理意思、処分する必要がある。その研究開発が進められている。

その方法も具体化されつつある。(現在はまだ完璧ではない。研究中で外国に依存している)



 

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